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チョコレート効果 ルーツは薬だったんですって。 [健康]

実は昨日のチョコレートの話は、2013年8月13日にテレビ朝日で
放映された、「たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学
2時間SP」で、医学的に健康に効果がある食べ物についての中に出ていた。

「本当にカラダに効く食べ物が判明!名医が認めた医食同源スペシャル」との
ことだった。

番組が全国の医師にアンケートをとって医学的に健康に効果のある食品を
尋ねてみたところ、2つの食品が健康に良いとされたうちの一つがチョコレートだった。

番組のはじめで、さんざんもったいぶって、じらせたあとの答えが、
なんと、「チョコレート」だったのだ。

そもそもチョコレートは昔は薬として珍重されていたそうだ。

紀元前2000年のメキシコで、チョコレートが食べ始められたのだが、
もともとは、王族や貴族たちが疲労を回復させるために使われていた。

当時のチョコレートは原材料のカカオ豆の種子をすり潰して砂糖も何も加えずに
そのまま飲む飲み物だった。
それは、苦味と脂っこさが強く美味しいものではなかったとのことだ。

そんなチョコレートが現在の美味しい固形のものとなったのはある人物がきっかけだった。
その人物とは、19世紀のオランダ人、バンホーテン。

「バンホーテン」というと、たしか、ココアの商品名か何かだったように覚えている。
記憶違いでなければ、むかし、テレビコマーシャルで、元プロ野球選手の長嶋茂雄さんが
宣伝していたはずだ。
当時、ココアはたいそう美味しいものだったという思い出がある。

話は、横道にそれてしまったが、
19世紀当時、バンホーテンはチョコレートを薬として製造していた。
バンホーテンは、まずい薬だった当時のチョコレートを少しでも美味しくしようと考えた。

そこで、まずやったことは、

①高品質のカカオ豆だけを選別。

②100度以上の高温で炒って、香ばしさを引き出す。

③焙煎した豆から皮を取り除き、すり潰した。
 こうして出来たのが、チョコレートのおおもととなるカカオマスという原料だ。

④さらに、バンホーテンはこのカカオマスを二つの物質に分離することに成功した。
 分離した物質の一つは、カカオバターだ。

⑤カカオバターにカカオマスや砂糖を加えて固めることにより、苦味を抑えたなめらかな
 味わいの現在のチョコレートが誕生した。

⑥分離したもうひとつの物質がココアパウダー。
 このココアパウダーをお湯に溶かすことで、チョコレートと同じ健康効果のあるココアが
 誕生した。

その後、チョコレートとココアは爆発的に世界中に広がり、本来の薬としてよりはお菓子として
親しまれるようになった。





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