エピカテキン チョコレート ココア ポリフェノールの一種がいいみたい

チョコレートやココアには、高血圧の予防・改善効果があるということですが、
それでは一体何が血圧を下げる効果をもたらしているのでしょうか？

その答えは、カカオに含まれるポリフェノールの一種の「エピカテキン」という物質
だそうです。

このエピカテキンという物質によって、血圧が下がるということがわかってきている
とのことです。
エピカテキンはりんごやぶどう、緑茶などにも含まれているが、特にチョコレートに
多く含まれるポリフェノールの一種だそうです。


高血圧予防の仕組みは次のようなものです。

①チョコレートを食べると小腸でエピカテキンが吸収され、血液中に流れ込む。

②すると、血管の収縮を司る内側の細胞（血管内皮細胞）に染み込み、その活動を活性化させる。

③血管が拡張し血圧の上昇を抑える。

という仕組みです。


それでは、どんなチョコレートを食べると高血圧予防に効果があるのでしょうか？

現在、様々なチョコレートが販売されていますが、大きく分けると3種類あります。

①カカオに砂糖や粉乳類を混ぜた、「ミルクチョコレート」。
　この種類が現在販売されているチョコレートの中で一番数が多い。

②カカオバターに砂糖、粉乳類を混ぜた「ホワイトチョコレート」。色が白いです。

③カカオと砂糖だけで作った、苦味の強い「ダークチョコレート」。
　カカオの含有量が多いのが特徴です。

これらのなかで、医学的に効果があると証明されているのは、今のところ「ダークチョコレート」だけ
だと言われています。
ほかのチョコレートについては、今後の研究成果に期待が集まっているとのことです。

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